支援のお願い

【ご支援の御礼とお願い】
プロジェクト発足以来、たくさんの方々からのご支援をいただき、感謝申し上げます。
早いもので東日本大震災から三年、「花と緑による復興支援」を旗印とした私達の活動も三年目を迎えます。
その間、物資などの支援から、被災住民の方々と一緒に活動する支援へとその内容も変化してきました。
復興とともに、私達も一歩一歩前進をしたいと考えています。
今後もあの震災の日を忘れず、継続してご支援いただければ幸いです。

2013年11月29日金曜日

大船渡保育園支援活動

11月28日、大船渡保育園にて園児たちと一緒に球根と花苗植え込みの活動を行いました。こちらは、2011年から継続して支援させていただいている場所です。
昨年はダブル低気圧の襲来でとても寒かったのですが、今年は思ったほどの冷え込みがなく、ホッと一安心。ホールにブルーシートを敷いて、園の先生方にもお手伝いいただいて作業の準備です。 

今回は、年長さんと年中さんでペアを組んで、一つのプランターにスイセンとチューリップの球根、そしてパンジーの花苗を植え込みします。
プランターは、昨年使用したいぶき野小学校からご支援いただいたものです。
大船渡在住の遠藤さんと、花苗を運んできてくださった村上さんにもご協力いただいて、植え込みの仕方をレクチャーします。

先生方のお話をちゃんと聞いて、上手に植えられたかな?

ワイワイとにぎやかに作業し、39個のプランターが完成!ここで年中さんと記念撮影です。

年長さんはホールに残って、もうひと頑張りです。 さきほどと同じ要領で、兵庫から送っていただいた球根とパンジーを丸型プランターに植え込みました。

完成したプランターを前に、年長さんと記念撮影!
このあと、水やりのためプランターは園庭に運びだされました。
こちらの保育園では支援いただいた草花が大切に育てられていて、園に出入りされる方々からも「いつも花できれいにされていますね」と嬉しい声を掛けていただいているそうです。


作業の後は保育園のご好意に甘え、園児たちと同じお給食をいただきました。
左は、保育園に贈られた横浜市立いぶき野小学校の児童お手製のカレンダーです。
プランター支援がきっかけで始まった交流が、こんなふうに長く続いていることに感激しました。


保育園を後にし、次に赤崎地区の様子を見に行きました。
下は、震災前は住宅街だった場所です。被災した電柱をうまく利用して、花壇が作られていました。
ここもいずれは嵩上げになる予定です。



赤崎地区仮設住宅の集会所前には、2011年の活動の際に設置された大型コンテナが。すでに球根が植えこまれていて、来春の開花を待つ状態でいました。
特に今日のこの時間とお約束していたわけではありませんでしたが、会いたかった仲間たちに再会することもでき、仮設前の花壇に…と、こちらにもパンジーの花苗と小球根、花種を支援させていただきました。

このあと陸前高田に足をのばし、フラワーロード、絆花壇、気仙町の黄色いハンカチと新しく作られた花壇、森の前花壇の様子を見てきました。
ジャクリーン花壇の方は、目印だったキャピタルがなくなったこともあり、うっかりすると通りすぎてしまいそうです。吹きさらしの風も、以前より厳しく感じました。一方絆花壇の方は、海側にフェンスが設けられたことで、幾分風は遮られているようです。でも道路からの粉塵は相変わらずで、影響が気がかりです。


下は気仙町の黄色いハンカチ下の花壇と、道路奥に新たに作られた花壇です。


 左は、ひだまりの花壇。パンジー・ビオラにハボタンも加わって、ここはその名の通り、ひだまりの中に居るような雰囲気ですね。

こちらは先月種まきをした森の前花壇の様子です。メドウの種もイギリス種も、順調に発芽しているのが確認できました。
そしてここでも、打合せでも何でも無くヒョッコリと鈴木先生が見えられ、お話することができました。

左は、森の前にまいた種だんごです。
同じように、絆花壇や気仙町でも種だんごの発芽を見ることができました。
これから厳しい冬がやってきますが、寒さに負けずに頑張ってほしいな…。

この日は、最後の花っこ畑の吉田正子さんの元気な顔を見て、帰路につきました。
(by畠山)

0 件のコメント:

コメントを投稿