支援のお願い

【ご支援の御礼とお願い】
プロジェクト発足以来、たくさんの方々からのご支援をいただき、感謝申し上げます。
早いもので東日本大震災から三年、「花と緑による復興支援」を旗印とした私達の活動も三年目を迎えます。
その間、物資などの支援から、被災住民の方々と一緒に活動する支援へとその内容も変化してきました。
復興とともに、私達も一歩一歩前進をしたいと考えています。
今後もあの震災の日を忘れず、継続してご支援いただければ幸いです。

2012年11月29日木曜日

箱崎地区の支援活動

28日は、昨日合流した日本家庭園芸普及協会の皆さんと釜石市箱崎地区の支援活動を行いました。
箱崎地区は昨年の8月に同協会さんとはじめてコラボし支援させていただいた場所でしたが、その場所をご紹介していただいた団体の担当者の方が変わり、うまく連絡が取れず、気になっていた場所でした。

今回は静岡県ボランティア協会の現地スタッフ畠山さんに現地とのやり取りをお手伝いいただき、2名のボランティアの方が手伝いに来てくれました。
午前中はB仮設住宅の周りのプランターの植え替えとラベンダーの講習会を行い、午後は箱崎郵便局の周りに花壇を作りました。
仮設住宅の集会所の周りに埋め込まれたプランターにチューリップとパンジー・ビオラを植えました。
ユリの球根はプランターが小さいで仮設横の住民の方の花壇を少しお借りして、ユリ、チューリップ、クリスマスローズ、ラベンダー、ビオラ、バンジーを組み合わせたミニガーデンを作りました。


その後、集会所でラベンダーのお話をしながら、ウメさんの作ってくれたお汁粉をおいしくいただきました。
ウメさんは以前菊のコンテストに出すほどの園芸好きの方で、腐葉土なども自分で作り見事な花を咲かせていたそうです。
昨年の8月の植え込みの時にはすべて流され、自分はもう菊を栽培するのは無理と落
胆されていました。
再会したウメさんはすっかり元気になって、自宅跡地に花壇を作るほどに。そこにラ
ベンダーを植えみんなに楽しんでもらう事になりました。

午後は郵便局の周りのみんなの花壇作り。午前中はあわびのくちあけで働きに出ていた皆さんも合流し、にぎやかに花壇を作りました。
まずはジャクリーン方式で球根をばらまき、上に培養土をのせました。

箱崎地区は花好きな方が多いのでシーズン中、話題になるような宿根草をメンバーのガーデンプランツ工藤さんにお願いしてセレクトしていただきました。
ガーデンナーセリー吉池さんのクリスマスローズ、佐藤修司さんのラベンダーと共に植えました。
最後に春までの間に宿根草はさみしいので間にパンジービオラを植えました。


途中苗を配置する時、別便で陸前高田経由で現地入りしていたサカタのタネの小杉先生にプランターへの球根とビオラの寄せ植え作りをご指導いただきました。
作ったプランターは、皆さんにお持ち帰りいただきました。
最後に七輪で焼いたおから入りのお菓子をみんなでいただきました。

来年、みんなの集える花壇になるのを楽しみに現地を後にしました。

今回の活動にご支援いただいた方々(順不同・敬称略)
チューリップ球根・肥料:日本家庭園芸普及協会
スイセン球根:日比谷花壇(スイセンプロジェクト) 
宿根草:ガーデンプランツ工藤
ラベンダー:佐藤修司
クリスマスローズ:ガーデンナーセリー吉池
花苗運搬: 村上園芸
土:シダラ
チラシ配布:釜石市仮設住宅支援連絡員の皆様
作業:日本家庭園芸普及協会の皆様
静岡県ボランティア協会の皆様
吉川、小島、藤村
土壌改良堆肥、ビオラ・パンジー花苗等は皆様の支援金から購入させていただきまし
た。
(by吉川)

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