支援のお願い

【ご支援の御礼とお願い】
プロジェクト発足以来、たくさんの方々からのご支援をいただき、感謝申し上げます。
早いもので東日本大震災から三年、「花と緑による復興支援」を旗印とした私達の活動も三年目を迎えます。
その間、物資などの支援から、被災住民の方々と一緒に活動する支援へとその内容も変化してきました。
復興とともに、私達も一歩一歩前進をしたいと考えています。
今後もあの震災の日を忘れず、継続してご支援いただければ幸いです。

2012年11月4日日曜日

フラワーロード植え込み作業

球根、花苗、堆肥をセッティング
11月3日、陸前高田フラワーロードにて球根と花苗の植え込みを行いました。

先月29日同様、前日まで荒れ模様の天気で、当日現地に向う途中も時折雨がパラつきましたが、何のはからいなのか現地到着時には日も差す天候に恵まれました。
スタッフは到着次第、各々準備に入ります。


テント設営中
こちらは球根の袋詰作業

午前9時半の受付開始前から、三々五々ボランティアの方々が集まりはじめました。
午前10時、鈴木先生よりご挨拶をいただき、希望の花いわて代表より本日の支援について簡単な説明をした後、ジャクリーン花壇から作業開始です。


今回も、球根はバラマキ方式。花壇にばら撒かれた球根を、みんなで一斉に植え込みます。
フラワーロードの作業に複数回足を運ばれている方も多く、みんな手慣れた様子で作業しています。
あっという間にすべての球根が姿を隠し、次は花苗の植え込みです。


ランダムに配置されたパンジー・ビオラを、これもサクサクと植えこんでいきます。昨年11月と違うのは、とにかく土がフカフカになっていること。手入れを繰り返したお陰ですね。シャベルが容易に入っていくので、作業が楽です。





同時進行でキャピタルホテル側も進んでいき、花苗を植え終わった後には堆肥でマルチングを施していきます。厚いマルチのお布団で、霜にも負けず春を迎えてくれることでしょう。




皆さんの頑張りのお陰で、予定をはるかに上回るペースでジャクリーン花壇の作業を終えました。このまま、午後に予定していた絆花壇の作業に移ります。

こちらは先日の作業の後、機械で耕しておいていただいたので、畝が残っています。瓦礫の端材などを利用して土を平らに均し、花壇後方(車道の反対側)にはスイセンの球根とヘメロカリスを植え込みます。前方には、一面にパンジー・ビオラの花苗を。


絆花壇での作業がはじまると、一段と風が強くなってきました。花苗を抜き取ったポリポットが強風で飛ばされるので、苗を抜く人、植える人と、自然と作業分担ができ、手際よく植え付けが進みます。



絆花壇のうち二つは、ワイルドフラワーのミックス種を撒きます。堆肥をたっぷり敷いた上に、土を混ぜたミックスシードをまんべんなく撒き、踏んで圧着させます。


パンジー・ビオラの株元には、ジャクリーン花壇同様に厚くマルチが施され、お昼には全ての作業が終了しました!すごい!

この後、再びジャクリーン花壇側に移動し、事前に準備をお願いしていた「つみれ汁」とお握りで昼食。温かいコーヒーも頂きました。




この日集まった参加者は、途中参加も含め80名ほど。
作業に参加いただいたボランティアの方々には、おみやげとしてチューリップとスイセンの球根、先日掘りあげたダリアの球根をお持ち帰りいただきました。
皆さん、お疲れ様でした!

今回の作業にご支援いただいた方々(順不同・敬称略)
社団法人 日本種苗協会(花苗、花苗・資材代)
盛岡市グリーンバンク (一部花苗代)
公益社団法人 日本家庭園芸普及協会(花の種)
ヒロコドリームガーデン(ヘメロカリス球根)
ガーデンプランツ工藤(花苗、運搬)
岩手園芸(運搬)
陸前高田市在住の方々、  ボランティア参加の方々、希望の花いわて3.11サポーター会員
(by畠山)

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