支援のお願い

【ご支援の御礼とお願い】
プロジェクト発足以来、たくさんの方々からのご支援をいただき、感謝申し上げます。
早いもので東日本大震災から三年、「花と緑による復興支援」を旗印とした私達の活動も三年目を迎えます。
その間、物資などの支援から、被災住民の方々と一緒に活動する支援へとその内容も変化してきました。
復興とともに、私達も一歩一歩前進をしたいと考えています。
今後もあの震災の日を忘れず、継続してご支援いただければ幸いです。

2011年11月4日金曜日

現地視察とセミナー

11月3日の「高田松原メモリアルロードプロジェクト」に先立ちまして、11月2日に現地視察とジャクリーン・ファン・デル・クルートさんによる、セミナーを開催しました。

現地視察は午前11時~県内各地よりメインスタッフが集合し、花壇のデザインとレクチャーをお願いしたジャクリーンさんと共に、花壇の確認を行いました。

ジャクリーンさんと打ち合わせ
花壇の配置を確認

イベントポスターを張った用土
先日お伝えした客土された花壇の脇には、明日使う培養土が既に山積みになって出番を待っていました。
培養土は、「花の力プロジェクト」さんよりご支援いただきました。





セミナー会場に向かう前に、ビズのガーデンチャリティー「花咲く野原づくり大プロジェクト」の吉田正子さんのお庭も視察。
ドーナツ花壇の後方では、ボランティアの方々がスコップやツルハシを使って、山土を砕いて礫(れき)を取り除く作業をしていました。
ビズのポスター
ドーナツ花壇あと

視察をするジャクリーンさん
吉田正子さんと記念撮影
視察を終え、セミナー会場である「ホテルグリーンベル高勘」に移動して昼食。その後、セミナーに使うプロジェクターなどの準備を行いました。
セミナーは午後3時からの開催で、45名の参加となりました。
会場脇には、ジャクリーンさんの特集記事が掲載されたガーデニング雑誌も展示。



セミナー前半は、ジャクリーンさんが手がけた球根花壇など、プロジェクターの画像を見ながら、植栽デザインや色の組み合わせなど解説して下さいました。

明日は球根 とビオラの植栽になりますが、スライド画像で紹介された球根と宿根草の花壇はため息が出るような美しさでした。球根も色彩や花の咲く時期など綿密に計算されてい て、花が次々に咲いて長く楽しめるようになっているそう。その辺が、「プロ」の違いでしょう。


 ジャクリーンさんの英語は、私にも聞き取りやすいものでしたが、ポンポンと飛び出す植物の品種名に関しては、通訳を務めた桜野さんも四苦八苦!本業はカメラマンですから、その辺は周りのガーデナーたちがフォローしました。

後半は、実際にテラコッタ鉢に球根とビオラ(フラワーファーム四季彩さん提供の見元ビオラ)を植えるレクチャーです。いわゆる「ダブルデッカー」、「トリプルデッカー」(近頃はミルフィーユとも…)の手法です。球根は、ジャクリーンさんがセレクトしたチューリップと水仙、そしてクロッカス。トップにはビオラを植えます。
参加者はみんな、一度は作ったことがあるはずですが、プロのレクチャーに真剣な眼差しを向けて聞き入っていました。

セミナー参加者には、オランダ国際球根協会さんから記念にジャクリーンさんおすすめのバルブコンビネーション(球根セット)がプレゼントされました。
by畠山

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