家庭園芸普及協会ではグリーンアドバイザーによる花いっぱいキャンペーンを行っています。
希望の花にはグリーンアドバイザーのメンバーもいるので支援希望を申込み、遠野まごころネットさんを通じて支援先をご紹介いただきました。
まごごろネットさんからはプランター500個を提供いただき、宮古、陸前高田でも使ってもらいました。
お盆休みをはさみ、担当の方には気をもませてしまいましたが、お花好きな方が多い、支援が届きにくい場所にお届けすることが出来ました。
当日(8月21日)の様子はまごころネットさん、家庭園芸普及協会さんのページで紹介されています。
http://tonomagokoro.net/archives/3940#more-3940
http://ga-hanaippai.blogspot.com/2011/08/in.html
希望の花からも、当日3人が手伝いに行きました。
箱崎はナビで案内した道がなく、まだまだ瓦礫の撤去も進んでいない厳しい場所でした。昔、イベントで訪れた根浜海岸は跡形もなくなってしまいました。
最初は緊張気味でしたが、ワイワイとお花を植えていると多くの人達が集まってきました。
出来上がったプランターを仮設の玄関までお届けした方は、ご主人とお二人暮らし。
ご主人は現在はご病気でお体が少し不自由です。元気だったころはお花が大好きでたくさんのお花を育てていたそう。
「津波で家は流されたけど、家の庭にユリの球根があって、それが芽を出して咲いたんだよ」と嬉しそうに話してくれました。
「入って、お茶っこ、飲んでって・・・」とまで声をかけていただき恐縮でした。
生まれ育ったその場所で静かに寄り添いながら暮らしていたんだろうなあ・・と。
少しでも、笑顔をおとどけできて良かったです。
GAの皆さん、遠くからありがとうございました。
まこごろネットの橋本さんも様々な気遣いありがとうございます。
ちょっと遅れて現場入りしたカメラマンの桜野さんから、秋にはビオラや球根を植えたいとのお話を伺いました。
ボランティア参加者:小島ヨシ子、藤村和子、吉川三枝子
by吉川
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