支援のお願い

【ご支援の御礼とお願い】
プロジェクト発足以来、たくさんの方々からのご支援をいただき、感謝申し上げます。
早いもので東日本大震災から三年、「花と緑による復興支援」を旗印とした私達の活動も三年目を迎えます。
その間、物資などの支援から、被災住民の方々と一緒に活動する支援へとその内容も変化してきました。
復興とともに、私達も一歩一歩前進をしたいと考えています。
今後もあの震災の日を忘れず、継続してご支援いただければ幸いです。

2011年10月5日水曜日

陸前高田現地視察

10月4日にビスのガーデンチャリティーの支援で二宮孝嗣さんが視察にいらしゃいました。
二宮孝嗣さんは海外のフラワーショーで数々の賞を受賞されたガーデンデザイナーです。

最初に陸前高田の吉田正子さんと待ち合わせました。
吉田正子さんは私がオープンガーデンを始めた時に新聞を見て応募してくれて以来のお付き合いになります。
今年はバスツアーで彼女のお庭を見学に来る予定でした。
 陸前高田市には震災前から園芸愛好家が多く、丹精込めた吉田さんの600坪のオープンガーデンは地元の皆さんに愛されていましたが、震災によりすべて流されてしまいました。
吉田さんは自宅の後の一段高いところに今年ヒマワリ畑を作りました。
そして来年の春に向けて、夏中にボランティアの皆さんがきれいに片づけてくれた自宅の跡地に一時の花の庭を作りその庭を見るために、震災により陸前高田市を離れた人たちがまた、戻ってきてくれることを願っています。
 厳しい岩手の冬を越えて以前のように、来春この庭にたくさんの笑顔が集まるように
希望の種を蒔きたいと思っていることを語ってくれました。

二宮さんは吉田さんの想いを一瞬のうちに目に見える形にしてくれました。
津波の跡地に花の種を蒔くことは、いろいろなことが初めての事なのでもしかしたらうまくいかないこともあるかもしれません。でもいろいろな人の想いが寄り添って一つの事に向かっていく。そのことの方が大事だと思います。
支援していただく全国のオープンガーデンの仲間に心から感謝するとともに、ガーデンチャリティーを立ち上げてくれた、八木さん、辻本さん、内倉さん、本当にありがとうございます。

皆さんのお庭が全国に地域で多くの人達に安らぎを与えてくれているように「希望の種」が芽生え、まるで天国のかけらが舞い降りたような優しい花々で、陸前高田の皆様が平穏な日々を取り戻されることを願っています。

陸前高田を後にして、大槌へ向かいました。
こちらでは「遠野まごごろネット」の伊勢崎さんとコミュニティーガーデンの計画を話し合いました。

by吉川

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